2017年2月20日 (月)

未来は明るい

いよいよレースシーズンが近づいてきました。

運営さんたちもバタバタしていて、なかなか殺伐としていますね。
 
  
先日はスタッフとしての初レース帯同に行ってきました。AACA CUP。
スタッフとしてのレースは初めてでしたが、もうレースは何年も出ているので特に変わったことはなく、朝早く起きて、運転して、レースのサポートしてきました。完ぺきとは言えないけど、大きな問題もなく終えられたので良かったです。

 
2017メンバーが揃ってまだ1週間も経っていませんが、早速のレースでした。
当初は予定になかったレースですが、選手たちからの要望で急きょ参戦に至りました。
レースの内容などは、レポートブログやその他SNSに詳しく掲載されていますので、ここで多くは語りませんが、今シーズンの開幕に希望をもてる良いレースだったと思います。
 

 
さて、裏方的な話をしてみますと…
レースに参戦するのはお金がかかります。
そのレース費用は、まず年の初めに予算組みをします(偉い人が)。
ご存知の通り、ブラーゼンは運営費に余裕のあるチームではありませんから、当初予定していないレースに参戦するとなると 「おうっふ」 となるわけです。
しかし、選手たちが意気込み高く、レース参戦を望んでいるとなれば、開幕前の重要な時期ですし、基本的には「行かせてあげたい」わけです。(運営社員は半分が元選手ですし)
そこで会議が開かれ予算を再編します(偉い人が)。会議の結果、日帰り強行スケジュールでの参戦が決定しました。選手的には寝不足気味でトップコンディションでない中でのレースとなってしまったので、申し訳ないですが、プレシーズンということで、許して下さい。(日帰りはスタッフも少し大変です。少しだけ。)
 

僕も選手だったら出来る限りのレースに全て出たかったし、スタッフの今もどんどんレースに帯同して場数踏みたいです。何よりも自転車選手やレース会場が好きですしね。
久しぶりにレース会場に行ったら、やっぱり最高で、またすぐにでも行きたいくらいです。
  
本当に自転車選手ってかっこいいんだから!
 
 
ということで、これからもあの場所に立てるように、色々と僕に出来ることを頑張ります。僕がレース会場に行くことにも、少なくないお金がかかっていますから。 
 

 
僕の仕事は、自転車選手や自転車レースの魅力を伝えて、それをお金にすること。
 
 
ブラーゼンの未来は明るいぜ。
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2017年2月10日 (金)

レアなスリーショット


週イチの更新ってなかなか大変ですね…笑

長編で書きたいネタが溜まってますので辛抱してたまに覗きに来て下さいね。


さてさて、現在まさと翔太と東京に向けて移動中!

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最近シクロクロスを始めて徐々に慣れはじめたであろう下島君はシクロクロス東京へ参戦。マネージャー二人は東京出張という事で、なかなかレアなスリーショットでした。

おまけで変顔バージョン

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2017年1月29日 (日)

不安と希望とエトセトラ

スタッフブログ始まりましたね。嬉しいです。

1月も終わりが近づいてきました。僕が会社員になって1ヵ月ということにもなります。
色々なことに少しずつ慣れてきた気もしますが、まだまだパンパンです。思い描いていたアイデアをちゃんと形に出来ていないものがいくつかあって、本当は全部やりたいけど、優先順位をつけてやらなくてはならないので、常にもどかしさがあります。
シーズンが始まったら遠征で体力面も精神面もキツくなるし、時間もなくなるし…「本当にやれんのか、おれ!」と自問する日々です。

僕の心の中の話はさておいて…

1月の初旬には福袋を販売しました。みんなでアイデアを出し合い、色々な人にアドバイスをもらいながら、結果そこそこの反響を得られたので良いスタートを切れました。(翔太は体を張ってプロモーションしてくれたしね)
福袋の中身は全く採算があってなくて、正直どうかとも思う面もあったのですが、これには訳があって、2017年からチームに関わる全てのデザインが一新されるのです!(coming soon)
それに伴ってグッズも一新するということで、福袋にはたくさんの福を詰めさせていただきました。もちろん日頃のご声援に感謝という面も大いにあります!
新グッズについては来月から順次販売開始となりますのでご期待ください。

今日は不安と希望とエトセトラとタイトルをつけてみました。

僕の心の中にあるのが不安で、次の話がエトセトラで、最後に希望の話。

それは「選手たちのトレーニングが順調そうである」ということです。
吉岡選手はナショナルチームの合宿でもかなり良いパフォーマンスで走れていたと言っていましたし、下島選手も昨シーズン後半に痛めた箇所が完治し、順調に力がついてきていると言っていました。

どのチームも開幕前は希望に満ちているものかもしれませんが、開幕に向けて選手が怪我なく順調にトレーニングを積めているということは、こんなにもスタッフの心を前向きにするのかと初めて気が付きました。


自転車に乗っていなくても、レースの現場にいなくても、全員がチームメイトであり、お互いに作用しあいながらそれぞれのポジションでベストを尽くし続ける。
そんなチームに、僕は居たいなと、そう思うのです。

2017年1月21日 (土)

今年のチームブログは一味違う

なんやかんやで更新率低めになっております岩井です。

今日は半ば殴り書きです。
なれない作業ばかりだから頭も体もいっぱいいっぱいだったり。
自転車に乗れる時間はかなり無くなってしまったので、すこし寂しいです。
でも逆に自転車に乗れた時はすごくさわやかな気持ちになって、ストレスも解消されるし良いアイデアも生まれるんですね。
さて今年はチームの広報にもっと力を入れよう!ということで、ブログも大事なツールであるわけです。選手がブログをたくさん書いてくれるとファンの皆様も楽しんでくれると思うのですが、選手の心理というのは本当に複雑で、これを強要することは僕には出来ません。実際に僕も全然ブログとか更新しなかったし、何か発信をするのは、気分によって相当左右されていました。
でもやっぱりプロである以上、発信はしていかなきゃなってなりまして。じゃあまず「俺らスタッフから積極的に何か発信していこうぜ!」ってことで、もうすぐ全スタッフのブログが始まる予定です。
ほら、郡司メカニックとか日ごろ何考えてるか知りたいでしょ?
あ~楽しみだなあ

2017年1月 2日 (月)

新年のあいさつとブログ続投のお知らせ

あけましておめでとうございます。

契約書では2016年12月31日まで選手だったので、2017年になり、本当の本当に選手じゃなくなってしまいました。書面上の話なので特に深い意味はありません。
前回のブログでは、たくさんのコメントを頂き、本当にありがとうございました。選手時代は自分の考えや気持ちを世に発信する場が主にこのブログだったので、そのブログをいつも読んでくださる方々は、「顔は見えないけど、一番自分を良く知ってくれている人」だったと思います。直接会うと言えないことってあるので。ぼく、見つめあうと素直におしゃべり出来ないので。
選手じゃなくなるけど、せっかく那須ブラーゼンにはいるのでブログは続けようかなと思います。早く2017メンバーのあんなことやこんなことが書きたいです。柴田選手とかまだ1回しか会ってないけどたぶん相当面白いです。
今後ともぜひ岩井ブログをごひいきに下さいませ。

2016年12月10日 (土)

岩井、レーサーやめるってよ

岩井、レーサーやめるってよ

 

 

岩井航太は2016シーズンをもってロードレーサーを辞めることにしました。

自分の描くプロとしての姿を、心身ともに維持することが出来なくなってしまったことが理由です。

 

ここ二年は自分の思うように走れず苦しみました。

ブラーゼンに加入した2014年は、ただただ強くなっていくだけで、表彰台に立つこともできましたが、2015年から徐々に自分の思うように走れなくなってしまいました。原因は何か分かりませんでしたが、その走れなさっぷりといったらヒドイもので、2015年の時点で辞めようかとも思いました。性格的にもどんどん暗い人間になっていって、今思うとなかなかツライ時間を過ごしました。なんとか思いとどまり臨んだ2016年、今年も同じようなら辞めようと思っていました。色々と試行錯誤しながらなんとか元の状態までは戻したいと思っていたのですが、結果は惨敗でした。岩井、自分に勝てなかったってよ。

 

3年と短い選手生活でしたが、全く悔いはなく、チャンスをくれたチーム・清水監督、支えてくれたスタッフ、歴代チームメイト、一緒に走ってくれたライバル選手たち、そして何より応援してくださったファンとスポンサーの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。岩井、やり切ったってよ。

 

 

 

 

退団する意向チームに話した9月、スタッフとしてチームに残らないかとオファーを頂きました。願ってもない提案でしたが、とても悩みました。ありがたいことに多方面からオファーを頂き、もう一度自分の気持ちを奮い立たせて選手を続けることも考えました。

一度ブラーゼンのスタッフとして働くとなれば、選手としてもう二度と、あの華やかな舞台の上に立つことはないのだろうと分かっていました。僕は昔からスポーツや映画や音楽などで感動しやすくて、そういう人たちに心を動かされる度、同時に自分もいつかそちら側に立ちたいと思ってきました。舞台の主役になりたかったんです。そんな性格なので実際に選手を辞める決断は簡単ではありませんでした。

 

 

選手を辞める決断をしたのは、ジャパンカップが終わってからでした。メンバーに入れなかった僕は、当日チームスタッフのお手伝いをしようと会場に行きましたが、いざ現場を目にすると、お手伝いなんて生易しいことは言ってられず、何か用を頼まれる毎に、あれよあれよと完全にスタッフと化して走り回っていました。ジャパンカップは特別とは言え、あまりに殺伐とした裏の現場を目の当たりにして、運営スタッフ陣には頭が下がる思いでした。

そんな猫の手も借りたいジャパンカップ、"表の舞台"レースの方はというと.......やはり選手たちは輝いていました。大観衆の声援を背に走るブラーゼンの選手たちは、それはそれは格好良くて、羨ましくて、直視出来ないくらいに眩しかったです。

 

同時に、もっとこういう機会を増やさなきゃダメだと改めて思いました。もっと選手たちが「格好良い!」「ああなりたい!」「キャー!好き!抱いて!」と言われるような世界を作りたいと思いました。

自分も選手なのでおかしな話ですが、普段共に過ごすチームメイトには、一人一人にドラマがあって、そんな選手たちが命をすり減らしている姿は、本当に惹きつけられるものがありました。

 

「こんなにもかっこいい選手たちには、もっともっとスポットライトを浴びてほしい」

 

その想いは、自分が舞台に立ちたいという気持ちを上回ってしまいました。

この時にレーサー岩井は完全に死にました。岩井、決めたってよ。

 

 

そんなことで来年から那須ブラーゼンのスタッフとして働かせて頂きます。

ここまで選手として青春を過ごさせていただいた那須とロードレース業界に恩返しがしたいと思います。全力で頑張ります。

 

夢はいろいろあるけれど、一言にするならば、

『小学生の"なりたいスポーツ選手ランキング"でロードレーサーを1位にすること』で。

まずは那須から。

 

 

岩井、新しい夢出来たってよ。

 

 

 

 

"ロードレーサー岩井航太"に関わってくれたすべての人に感謝します。

ありがとうございました。

 

                                               岩井航太

 

P.S ありがとう!! たくさんの魅力的な仲間たち!!



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(C)YUKIO MAEDA/M-WAVE

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©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

2016年10月20日 (木)

ありがとう2016

先週の南魚沼ロードレースをもって一足先に今シーズンのレース活動を終えました。
今シーズンを振り返ると、ほとんどいいところがなく、昨年からの不調を抜け出せない難しいシーズンとなってしまいました。最後のレースでも前日にお腹を壊して「つくづく俺もってないなあ」なんて思ってしまいました...。
ロードレースは順位が選手の評価の全てではなくて、チームの戦略にどれだけ貢献できたかということも重要ですが、それも含めて今年の僕は最悪でした。チームと応援してくれる人たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。同時にそんな僕にチャンスを与え続けてくれたこと、いつでも変わらない応援をしてくれたことに対してとても感謝しています。遅れてレースを降りようと思った時も「コウター」と声援をくれる人たちがいたので走り続けられました。とても幸せなことです。

しんみりした書き出しになってしまいましたが、今週の明るい話題といえば、なんといってもジャパンカップでしょう!
日本国内であの数の観客の中を走れる機会はほとんどありません。世界のトップ選手が多く出走しますし、日本ロードレース界で間違いなく最高の舞台です。近年は国内チームの選考が厳しく国内のトッププロでも出場できない選手もいます。なのでジャパンカップに出る日本人選手たちの気持ちの入り方は並々ならないものがあると思います。僕は出られませんが、そんな特別なレースに中途半端なコンディションで出るべきではないので、チームの選手選考には納得しています。


このレースを観てロードレースを始めた選手がいます。
人生をかけてこのレースにたどり着いた選手たちがいます。
このレースで誰かの今後の選手生活が変わることもあるかもしれません。
たぶんジャパンカップはそんなレースです。ブラーゼンへの応援よろしくお願いします。

2016年9月21日 (水)

キュッ

良さげな林道を見つけると、そちらに進んでしまう悪い癖がある。時には未舗装路に出くわすこともあるが、こちらはパナレーサータイプDという超頑丈タイヤを履いているので、ラインを選んで慎重に走れば大したことない。

今日も良さげな林道を見つけたが、幸運にも全て舗装路だった。舗装路とは言え、初めて通る道は慎重に走ることにしている。

こういう習慣があってよかった。


だって……

コーナー抜けた先にこいつが転がってたんだもん……


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連日の雨のせいだろうか。立派な丸太が道路脇に居座っていた。間一髪すり抜けた後も、余りに堂々としたその姿が忘れられず、だんだん「あれは死神の仕業か」とかよく分からない思いが巡ってきて、わざわざ引き返して写真を撮った。


久しぶりに全身が「キュッ」ってなったよ。


自転車競技はそこらじゅうに死神の罠が張ってある。

死神さん、今日は僕のテクニックが勝ちましたよ。これからもお手柔らかに。


みなさんも初めて通る道では慎重に。

2016年9月16日 (金)

地獄の前の、ミニコント

昨日はマサ(下島)と銀二と練習をした。

練習の後半に登り30秒ダッシュのメニューがあった。正直これはとてもつらい。いつも終わると動けなくなるからだ。そのメニューを行う場所に移動する途中から3人は口数が減り、妙な緊張感が漂い、それは少しずつ大きくなっていく。時にネガティブな気持ちになることもある。

いつかのブログで追い込みすぎて転んだ選手がいたと書いたがあれはマサだ。


メニュー場所に着くと、そのマサが言った。
「うわあ…路面濡れてる…この前みたいに転けないように気をつけますね…」
関西人特有の陽気な口調も影を潜めている。


いざこれからメニューを始めようという時に、さらにこう言った。

「路面濡れてて危ないですねえ…やめましょう」

もちろん関西人特有の軽口だが、気持ちは僕も一緒なので乗っかった。

「よし、やめるか」

もちろん冗談だ。


するとマサは突然提案をしてきた。

「よし、誰が一番皆を奮い立たせられるか決めましょう」


最初は意味が分からなかったが、曰くこういうことだ。

まず二人がネガティブな発言をし出す。そしてそれを一人がカッコいい言葉で励まし、その出来を競う。

いわゆるミニコントだ。

これだから関西の人間は面倒くさい。


まずは銀二の番。

マサがごねだす。


「やっぱり路面濡れてる~」

僕もノる。


「危ないなあ~」


そこで銀二が言う。


「この中で練習すればレースでちゃんと走れます」


おおお、逞しいぞ銀二。とも思ったがちょっとスベった感が出て沈黙の時間が流れる……

すると耐えかねたかすぐに銀二がごねだす。

それにマサがノる。


あ、次は俺の番か!?特に一人一人リアクション無しで次に行くスタイルなのか?

えーっと…えー…


「こ、ここからが本当のプロだ」


くっ…上手く日本語になっていない…

またも沈黙………(おいっ)


そして最後に僕がごねだす。


銀二がノる。


マサが言う。

「一生のうちで選手でいられる時間なんて少ないのに、その時間頑張れないやつがその後の人生頑張れるわけないじゃないですか」


一番いいこと言ったのはマサだった。

くそ、こいつが初めにネガティブ発言したくせに。

悔しかったので沈黙を貫き、その場は「みんないいことを言った」と丸く収め、地獄の練習を始めた。そして最後はいつものように動けなくなった。

マサよ、その通りであるよ。

月並みな言葉で締めるけど…
残りのシーズン頑張ろう。

2016年8月 3日 (水)

久しぶりの割にあっさりしたブログ

メーター読みだと32度のとろけそうな日。
今日は元気にチーム練。

登りもがきでインターバル中に転ぶほど追い込んだ後輩と、そこから更に7分×2本をこなす先輩に惜しみないリスペクト。チームメイトからのこういう刺激がなかったら僕の心はとっくに折れてるかもしれない。


僕も、もがき続けます。


だって自転車選手って素敵やん。

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