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2017年4月

2017年4月23日 (日)

東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2 レポート

Jプロツアー第4戦[東日本ロードクラシック群馬大会]
 
 
ーDAY2ー レースレイティングAAAA
開催日時:4月23日(日)  11:50~
開催地: 群馬サイクルスポーツセンター 6㎞サーキット
レース距離:6㎞×22周回 132㎞
 

群馬サイクルスポーツセンター→http://www.gummacsc.com/
群馬県利根郡みなかみ町新巻3853
 
  
出走メンバー  
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
・新城銀二
 
 
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【果敢に攻めた吉岡選手だったが…】
 ©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 
 
 
群馬2連戦の2日目は距離132㎞と前日よりも長く、レースレイティングはAAAAとなり獲得ポイントが大きいものとなります。ブラーゼンはエース吉岡選手を少人数の逃げに送り込んで勝負する作戦。
 
早速1周目から吉岡選手が新城選手と共にアタックを仕掛けます。
 
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【1周目から吉岡選手と新城選手が飛び出す】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 
 
他のチームのメンバーも強力で、ブラーゼンとしては良い展開でしたが、この動きは3周目に入ると吸収。序盤から激しくペースが上がり集団後方では遅れる選手も出てきます。
吉岡選手と新城選手が吸収された後も、集団はアタック合戦が続きます。
 
 
柴田選手が各チームのアタックに対応し、6周目には10名ほどのグループでやや抜け出しますが、この動きも次の周で吸収。

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【終盤にチームメイトの力を温存させるため柴田選手の背負う仕事量は大きい】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE



8周目になってやっと逃げが決まります。メンバーはシマノレーシング入部選手とキナンサイクリング椿選手。この2名のアタックを集団は容認し、差は一気に2分へと拡大。
 
9周目になると先頭2名を追って吉岡選手を含む8名の追走集団が形成されます。
8名の中には、キナンサイクリングが2名・シマノレーシングが2名の選手を送り込み有利な展開。このまま追走が先頭に追い付いてもキナン3名シマノ3名となり、数的不利な状況なため、吉岡選手には追走グループを牽かないように、またメイン集団の4選手にはメイン集団を牽引するよう指示が出ます。

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【レース序盤から吉岡選手が積極的にアタックを仕掛ける】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE


しかし、この日の吉岡選手は絶好調でした。数的には不利ですが、当初の作戦である「逃げ切り」で勝負を賭けるため、自分を信じ追走集団を強力に牽引します。メイン集団の4選手も集団待機に変更。「吉岡選手の逃げ切り」、もしくは「下島選手の集団スプリント」の体制を整えます。

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【集団スプリントになった場合に備え下島選手を守る】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE



追走グループが形成されてから6周回、およそ40㎞に及ぶ追走の末、14周目には、ついに先頭2名を吉岡選手が捕え先頭グループは9名になります。これでキナンサイクリングもシマノレーシングも逃げ切りに向けて全選手が協調体制に。この時点でのタイム差はおよそ2分。逃げ集団にエースがいないマトリックスと宇都宮ブリッツェンの牽引するメイン集団に対し、「逃げ切り」を目指す戦いが始まります。
 

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【逃げ切りに向けて自身の力を信じ攻め続ける吉岡選手】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

14周回から18周回まではタイム差が変わらず2分前後で推移しますが、19周回目になるとメイン集団も本格的なペースアップが始まり、差は1分に。
 
20周回には40秒。
 
そしてついに21周回目には全ての逃げが吸収され集団は一つに。
 
吉岡選手の「逃げ切り」勝負は叶わず、下島選手のスプリントに切り替えることになります。
 
 
  
集団が一つになったこのタイミングで、マトリックスパワータグのホセ・ビセンテ選手がアタック。20秒のタイム差をもって最終周回に入ります。
 
ブラーゼンは、下島選手のために、岸選手が動きますが、ホセ選手の勢いは衰えることなく、そのままメイン集団に30秒の差をつけて優勝。
後続の集団スプリントで下島選手が11位、岸選手が13位でゴールとなりました。

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【下島選手と岸選手のゴールスプリント】
 ©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 

 
ーリザルトー
1位  ホセ・ビセンテ  マトリックスパワータグ  3:23'39
2位  土井雪広     マトリックスパワータグ  +’9
3位  大前翔      東京ヴェントス      +’32
 
 
11位 下島将輝      那須ブラーゼン      +’35
13位 岸崇仁       那須ブラーゼン       ”
 
 

全リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2017/04/2017gunmaday2_result.pdf
 
 
清水監督のコメント
吉岡選手を含む逃げ集団を作り勝負し、捕まった時は下島選手のスプリントで狙う作戦をとりました。作戦通り吉岡選手を逃げに乗せ勝負しましたが、最終局面で捕まり、そこからは下島選手にスイッチし、ゴールスプリントに挑みました。結果は集団に埋もれてしまい11位でのフィニッシュとなりましたが、作戦通りにレースを展開できたことは良かったです。作戦通りの走りができるようになったので、後は個の力を更に磨けば勝利を掴めます。1ヶ月公式戦がないのでこの時期に強化練習を行い勝てるチームにしていきます。群馬2連戦応援ありがとうございました!
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【応援ありがとうございました!】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

2017年4月22日 (土)

東日本ロードクラシック群馬大会 Day-1 レポート

Jプロツアー第3戦
[東日本ロードクラシック群馬大会 Day-1]
 
ーDAY1ー  レースレイティングAA
開催日時:4月22日(土)  14:10~
開催地: 群馬サイクルスポーツセンター 6㎞サーキット
レース距離:6㎞×20周回 120㎞
 

群馬サイクルスポーツセンター→http://www.gummacsc.com/
群馬県利根郡みなかみ町新巻3853
 
  
出走メンバー  
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
・新城銀二
 
 
エントリーリスト→http://www.jbcf.or.jp/images/2017/04/RACE_ENTRY_GUNMA-1_0417.pdf

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©YUKIO MAEDA/M-WAVE



宇都宮での2連戦を終え、現在Jプロツアーでチームランキング3位・個人ランキング2位につけるブラーゼンは、この日も吉岡選手をエースに据え、優勝を目指しました。

この日、最初の見せ場を作ったのは岸選手。
1周目からアタックを仕掛け、マトリックスパワータグの安原選手・シマノレーシングの秋丸選手と共に先行します。
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【岸選手がこの日も積極的な走りを見せる】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 

 
しかし、この動きは4周目には吸収。
すると替わって新城選手が単独でアタックを仕掛けますが、他チームの同調がなく、これも2周ほどで吸収されます。

ここで柴田選手がパンクのアクシデント。登りに強い柴田選手を失い、ブラーゼンにとっては痛い展開となってしまいます。

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【パンクに見舞われた柴田選手は翌日に力を温存してレースを終えることに】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 
レースの大部分を占める逃げが決まったのは7周目。マトリックスパワータグの安原選手とシマノレーシングの西村選手が抜け出し、これにインタープロサイクリングアカデミーのジュリアン選手が合流します。
 
10周目には、この3名を追って4名の追走が出来ます。
ここまでの動きにブラーゼンはメンバーを送り込むことが出来ず、下島選手と新城選手が集団のコントロールを開始。

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【ツール・ド・とちぎに続き、新城選手と下島選手が集団を牽引する】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 

 
レースはしばらく先頭3名→追走4名→メイン集団の構図で進みます。
この時点で、先頭と追走にメンバーがいないのは、ブラーゼンと宇都宮ブリッツェン、愛三工業など。
下島選手と新城選手は宇都宮ブリッツェンの阿部選手と共に集団を牽き続けます。
先頭とメイン集団のタイム差は最大2分ほどまで開きますが、12周目に追走グループが崩壊し、ここにメンバーを送り込んでいたキナンサイクリングがメイン集団の牽引に加わり、さらに愛三工業も追走を開始するとタイム差は一気に詰まります。
 
 

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【先頭で隊列を組みレースをつくるブラーゼンメンバー】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 
 
 
16周目になり先頭3名とのタイム差を1分以内まで詰めたところで、ここまで力を尽くした下島選手と新城選手がレースを終えます。さらにこの動きを引き継いで岸選手も集団を牽引し、17周目にはついに集団は一つに。
 
18周目には岸選手も遅れ、先頭集団では吉岡選手が単独で各チームのエースとゴールに向けた激しい攻防を繰り広げます。
いくつかの動きはあるものの、集団はばらけることなく、30名ほどのスプリントに。
 
マトリックスやシマノレーシングが人数を揃える中、吉岡選手は単独でスプリントに挑みますが、その逆サイドから抜群のスピードで抜け出したのはキナンサイクリングの中島選手でした。
 
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【ガッツポーズでゴールする中島選手とは逆のラインで吉岡選手が悔しさを滲ませる】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 

 
吉岡選手も良い感触でゴールスプリントに挑みましたが、前のラインが塞がってしまい惜しくも8位でゴールとなりました。
 
 
  
ーリザルトー
 
1位  中島康晴 キナンサイクリングチーム     3:01”14
2位  中里仁  群馬グリフィンレーシングチーム   ”
3位  吉田隼人 マトリックスパワータグ       ”
 
8位  吉岡直哉 那須ブラーゼン           ”
 
 
全リザルト→http://www.jbcf.or.jp/images/2017/04/2017gunma01_result.pdf
 
 
 
清水監督コメント
「ツールドとちぎでの敗戦から学んだことを群馬2連戦で生かすことが今回の目標です。
逃げ集団を外した時の対応の早さや仕方、エースとアシストの役割等を確認、共有しレースに挑みました。柴田選手を早々にパンクで失い4人となり厳しいレース展開となりましたが逃げ集団を外しても落ち着いて集団を牽引し振り出しに戻す事ができました。最後は吉岡選手が単独となりましたがブラーゼンは他力本願ではないレースをしました。負けはしましたが次に繋がるレース展開だったと思います。明日も果敢に挑みます!応援宜しくお願いします」

 

2017年4月19日 (水)

東日本ロードクラシック群馬大会 レースプレビュー 

Jプロツアー第3戦/4戦[東日本ロードクラシック群馬大会]
 

ーDAY1ー
開催日時:4月22日(土)  14:10~
開催地: 群馬サイクルスポーツセンター 6㎞サーキット
レース距離:6㎞×20周回 120㎞
 
ーDAY2ー
開催日時:4月23日(日)  11:50~
開催地: 群馬サイクルスポーツセンター 6㎞サーキット
レース距離:6㎞×22周回 132㎞
 

群馬サイクルスポーツセンター→http://www.gummacsc.com/
群馬県利根郡みなかみ町新巻3853
 
  
出走メンバー  
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
・新城銀二
 
 
 


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©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 
 
春先のJプロツアーの定番となっている群馬サイクルスポーツセンターは、アップダウンが連続する1周6㎞のサーキットを使ったコースです。レース展開を左右するポイントとなるのは勾配8%ほどの通称 ”心臓破りの坂”。1分足らずで登り切る短い登坂ですが、レース後半には選手たちを苦しめることになります。

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©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 
 
レース距離は、初日が120㎞,2日目は132㎞と今シーズンここまでのレースでは最長の距離。
激しいアタック合戦の中から抜け出した小集団でのスプリントになることもあれば、大集団でのゴールスプリントになることもあり、スプリンターにもクライマーにもチャンスがあるレースです。
 
 
エースを務めるのは、昨年優勝目前の2位に入った吉岡選手。
[宇都宮ロードレース]での優勝以降、[ツール・ド・とちぎ]・[チャレンジロード]と悔しいレースが続いていますが、4月に入り各選手調子を上げてきているので、Jプロツアー2連勝にご期待ください!

2017年4月 9日 (日)

JCF チャレンジサイクルロードレース レポート

JCF[チャレンジサイクルロードレース]
開催日時:4月9日(日) 13:30 
開催地: 静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンター 5㎞サーキット
レース距離:A-E 69km
      A-U    59km

日本サイクルスポーツセンター→http://www.csc.or.jp/

  
出走メンバー  
(ELITE)
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
 
(U23)
・新城銀二

 
エントリーリスト→http://challengeroad.com/wp-content/uploads/downloads/2017/03/EntryAm.pdf


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©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

 
〈ELITE〉
チャレンジロードレースELITEカテゴリーは、出走4人中2人がパンクに泣く不完全燃焼なレースとなりました。
この日もチームのエースは吉岡選手。過去にこのコースで何度も優勝をしている相性の良いコースで吉岡選手を勝たせるべく下島・岸・柴田選手がアシストを務めます。

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【まとまって走る4選手】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY


レース前に降った強い雨によって路面はウェットコンディションのままスタートとなりました。序盤からレースペースは速く、ブラーゼンは前方で宇都宮ブリッツェン・シマノレーシング・愛三工業などとともにペースを作ります。厳しい登坂が繰り返されるコースに集団は徐々に小さくなります。
 
3周目になると、速いペースの中から愛三工業・早川選手がアタック。これにシマノレーシング・秋丸選手と吉岡選手が反応し、協調して抜け出します。遅れて宇都宮ブリッツェン・岡選手、リオモベルマーレ・横塚選手、シマノレーシング・西村選手が合流し6名の先頭集団が形成されます。
 
さらに4周目には単独でシマノレーシング・入部選手が追いつき先頭は7名に。
速いペースの中から抜け出した先頭集団はローテーションを繰り返し、メイン集団との差を順調に広げていきます。その後、追走で力を使った入部選手が遅れ先頭は6名となりますが、メイン集団も人数が徐々に減り、タイム差は2分へと拡大。
 
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【吉岡選手が有力選手たちと飛び出す】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY



エース吉岡選手を先頭に送り込み、ブラーゼンとしては良い展開でしたが、ゴールまで残り40㎞を切ったところで、ここまで先頭6名の中でも余裕をもって走っていた吉岡選手がパンクに見舞われてしまいます。サポートカーのない今回のレースでは、成す術がなく、吉岡選手はそのままリタイヤすることに。
 
先頭にチームメイトがいなくなったため、柴田選手と岸選手がメイン集団で追走を続けますが、その差は詰まらず先頭は5名での争いになります。
 
ブリッツェン岡選手と愛三早川選手がアタックを仕掛けますが決定打にはならず、何度か遅れながらも食らいつき最後はゴール前で猛烈なアタックを決めたリオモベルマーレの横塚選手が優勝を飾りました。
 
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【追走を続ける柴田選手】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

 
メイン集団で追走を続けた柴田選手は終盤にパンクしメイン集団から遅れてしまい15位、岸選手は20位でゴール、レース前に体調不良を訴えていた下島選手はリタイヤ。レースを完走したのは20名とサバイバルなレースでした。

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【完走20名のサバイバルレース最終完走者となった岸選手】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

 
 
―リザルト―
1位  横塚浩平(リオモベルマーレ)  1:58’19”
2位  早川朋宏(愛三工業レーシングチーム) + 7”
3位  岡篤志(宇都宮ブリッツェン)     + 10”

15位 柴田雅之(那須ブラーゼン)       + 5’26”
20位 岸崇仁 (那須ブラーゼン)       + 8’45” 
  
  
〈U23〉
アンダーカテゴリーは19歳の新城選手が単独で出走しました。
アンダーカテゴリーも序盤はハイペースで進みます。2周目に6名が飛び出しますが、1周ごとに5名→4名と人数を減らし、集団もハイペースで追走を続けます。6周目には先頭は吸収されますが、ここまでのハイペースな展開で集団の人数は30名ほどに絞られ、新城選手はメイン集団から遅れてしまいます。
その後、何度か先頭はシャッフルされ、残り2周で10数名が抜け出します。残り1周回になると、先頭から中央大学・橋詰選手がアタック。この動きはゴール前に吸収されてしまいますが、最後はチームメイトの中央大学・尾形選手が優勝。
遅れた集団でゴールを目指した新城選手は34位となりました。
 
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【新城選手は今後登坂力の向上が期待される】

©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

 
 
―リザルト―
1位  尾形尚彦(中央大学)   1:43’47”
2位  中井唯晶(京都産業大学)  + 1”
3位  武山晃輔(日本大学)    + 10”
 
34位 新城銀二(那須ブラーゼン)  + 5’06”
 
 
 
チャレンジサイクルロードレース全リザルト→http://challengeroad.com/wp-content/uploads/downloads/2017/04/COM7_21-1.pdf


2017年4月 6日 (木)

チャレンジロードレース レースプレビュー

JCF[チャレンジサイクルロードレース]
開催日時:4月9日(日) 13:30 
開催地: 日本サイクルスポーツセンター 5㎞サーキット
レース距離:A-E 69km
      A-U    59km

日本サイクルスポーツセンター→http://www.csc.or.jp/

  
出走メンバー  
(ELITE)
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
 
(U23)
・新城銀二

 
 
 
 
日本自転車競技連盟(JCF)が主催するチャレンジサイクルロードレースは、開催42回を迎える伝統のレースです。ブラーゼンが主戦場とするJプロツアーのシリーズ戦ではありませんが、過去の優勝者を見ると、日本ロードレース界のトップ選手がその名を連ねます。コースは静岡県伊豆市『日本サイクルスポーツセンター』内の5㎞サーキット。登りと下りしかない国内屈指の難コースです。
 
ブラーゼンは、過去このコースで学生チャンピオンになっている吉岡選手を中心とし勝利を目指します。シリーズ戦ではありませんが、Jプロツアーでライバルとなるシマノレーシングや宇都宮ブリッツェンなども出走するハイレベルなレースとなりそうです。
 
またチャレンジサイクルロードレースは、U23カテゴリーが設けられているため、19歳の新城銀二選手が、単騎でU23カテゴリーに出走します。同世代の選手のみで構成されるレースは、全日本選手権U23の前哨戦とも言うべき重要なレースとなります。

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©YUKIO MAEDA/M-WAVE

2017年4月 2日 (日)

ツール・ド・とちぎ 第3ステージ レポート

UCI2.2 [ツール・ド・とちぎ]
大会公式webサイト→http://www.tourdetochigi.com/
LIVE配信→https://freshlive.tv/roadrace

  

◆第3ステージ◆
開催日: 2017年4月2日(日) 10:10~
開催地: 矢板市役所~宇都宮市清原中央公園
レース距離: 103㎞
コースプロフィール→http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e6fd92d4225cc7520b61df5a437f1e83
 
 
出走メンバー
・吉岡直哉
・岸崇仁
・柴田雅之

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©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

1日目・2日目と見せ場を作れなかったブラーゼンは、この日もステージ優勝に絞ったレースを目指します。第1,第2ステージでチーム為に力を尽くしDNFとなった下島選手、新城選手を欠く3名でのスタートとなりましたが、この日は序盤から岸選手が仕掛けます。

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【岸選手がスタートから積極的に仕掛ける】

©Hideaki TAKAGI

 
最初の山岳ポイントに向かう緩い上り坂で、ブリヂストンアンカーのダミアン・モニエ選手と飛び出します。しかし、グランツールで優勝経験のあるモニエ選手を含む飛び出しは、リーダーチームのグストが許さず吸収。
 
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【序盤の山岳で集団は分断される】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

 
勾配が厳しくなるとキナンサイクリングとブリヂストンアンカーがアタックを仕掛け、山岳ポイントを越えると先頭は20名ほどに。ここには吉岡選手がしっかりと対応し、さらなる抜け出しを試みます。

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【各チームのエースと互角に渡り合う吉岡選手】

©Hideaki TAKAGI



先頭グループの中から決定的なアタックが決まらないまま30㎞地点を過ぎると、後方から遅れた選手が復帰します。パンクに見舞われ遅れた柴田選手と、序盤で積極的に動き山岳ポイントで遅れていた岸選手も復帰。集団は一つになりしばらく距離を重ねます。


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【集団は再びひとつにまとまる】
©Hideaki TAKAGI
 
レースがやや落ち着いたおよそ50㎞地点で、ブリヂストンアンカーの石橋選手が単独でアタックを成功させ、集団は総合リーダーのアタック・チームグストがコントロールを開始します。
石橋選手は快調にリードを広げ、最大2分ほどのアドバンテージをもって逃げ続けましたが、レース終盤には、ゴールスプリントを狙うマトリックスパワータグや、オリヴァース・リアル・フード・レーシングも牽引に加わり、ラスト10㎞を切って吸収。大集団でのゴールスプリントへ向かいます。

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【ゴールスプリントへ向けてポジションをキープする吉岡選手と柴田選手】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE


  
各チームスプリントに向けた位置取り争いが激化する中、吉岡選手がラスト1㎞を切った段階で5,6番手につけます。しかし、ここで先頭の選手がコースを間違えるアクシデントが発生。進路を失った吉岡選手はコースアウトし、絶好のチャンスを逃してしまうことに。
 
逆サイドでは単独で位置取りをしていた柴田選手が、最終コーナーを好位置でクリアし、そのままスプリントへ向かいます。
スプリンターの脚質ではない柴田選手でしたがなんとか食らいつき、10位でゴール。


優勝はチーム右京エゴイツ・フェルナンデス選手となりました。


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【毎レースごとに成長を続ける柴田選手がチーム最高位の10位】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE


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【アクシデントによりチャンスを失った吉岡選手が遅れてゴールする】
©YUKIO MAEDA/M-WAVE
    

―リザルト―
1位  エゴイツ・フェルナンデス(チーム右京)  2:19’34”
2位  畑中勇介(チーム右京)              ”
3位  ベンジャミン・ヒル(アタッキ・チームグスト)   ”

10位 柴田雅之                       ”
―個人総合時間賞―
1位  ベンジャミン・ヒル(アタッキ・チームグスト)  6:59’02”
2位  ジャイ・クロフォード(キナンサイクリング)    + 0’14”
3位  鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)            + 0’19”
 
35位 柴田雅之(那須ブラーゼン)            + 4’26”
38位 岸崇仁(那須ブラーゼン)              +  4’26”
53位 吉岡直哉(那須ブラーゼン)            + 5’46”
 
 
第3ステージ全リザルト→http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2017/04/C04-Stage3.pdf

 
  
清水監督のコメント

「第3ステージはリーダーチームの牙城を崩すことができず大集団ゴールスプリントとなりました。
吉岡選手が良い番手につけるも先頭がコースを間違いコースアウト。吉岡選手もコースアウトしチャンスを失いました。
ホームレースで結果を出せず申し訳ない気持ちで一杯です。選手はそれぞれのベストを尽くしてくれました。自分の采配が当たらなかっただけです。
レースでの悔しい思いを晴らすのはレースでしかありません。次戦の群馬2連戦へ向けて気持ちを切り替えます!3日間応援ありがとうございました。
最後に地元でこの様な素晴らしいラインレースを走らせて頂いたツールドとちぎ関係者各位に感謝します。ありがとうございました!」


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©YUKIO MAEDA/M-WAVE


応援に駆けつけていただいたサポーターの皆さま、ありがとうございました!
 

2017年4月 1日 (土)

ツール・ド・とちぎ 第2ステージ レポート

UCI2.2 [ツール・ド・とちぎ]
大会公式webサイト→http://www.tourdetochigi.com/
LIVE配信→https://freshlive.tv/roadrace

◆第2ステージ◆
開催日: 2017年4月1日(土) 10:00~
開催地: グリーンパークもてぎ~道の駅那須高原友愛の森
レース距離: 102㎞
 
 
 
出走メンバー
・吉岡直哉
・下島将輝
・岸崇仁
・柴田雅之
・新城銀二

  
 
  
ツール・ド・とちぎ第2ステージは、この日も逃げ切りが決まり最終的に12名の争いに。総合リーダーも入れ替わる激しい展開となりました。

前日の第1ステージで総合上位が難しくなったブラーゼンは、ステージ優勝に絞って前半から動いていく作戦をとります。
この日のスタート地点は茂木町で、8㎞地点に登りがあることから序盤から緊張感が高まります。
総合リーダーのチーム右京に対して攻撃を仕掛けたいキナンサイクリングが激しく動く中、ブラーゼンも吉岡選手が序盤から積極的にからアタックを仕掛け、抜け出しを図ります。
 
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【序盤からアタックを仕掛ける吉岡選手】

©Hideaki TAKAGI


 


8㎞地点から登りが始まると、キナンサイクリングのアタックで集団はバラバラに。ここまでの動きでやや脚を使いすぎた吉岡選手は遅れを喫し、下島選手と新城選手と共に3人でメイン集団への復帰を目指します。
 
 
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【メイン集団への復帰を目指す3選手】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 

 
最初の登りが終わると先頭集団は30人以下に。ここには柴田選手が入ります。

 
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【激しい山岳の攻防で出来た30人ほどのグループに柴田選手が入る】

©YUKIO MAEDA/M-WAVE
 


その後那須烏山市の平坦区間でも先頭はアタック合戦が続き、柴田選手が一人で各チームのアタックに反応しますが、30㎞地点を過ぎて13名の抜け出しを許してしまいます。
 

  
先頭のメンバーは、総合逆転を狙う宇都宮ブリッツェン、キナンサイクリング、マトリックスパワータグ、アタッキ・チームグストが複数名を乗せ逃げ切りを狙います。
 
序盤でバラバラになった選手たちはチーム右京がコントロールするメイン集団にまとまり、後半戦にむけてレースを消化していきます。やがて総合上位選手がメイン集団に取り残されているブリヂストンアンカーもメイン集団の牽引に加わります。
 
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【メイン集団内で走る岸選手と吉岡選手】

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ブラーゼンも下島選手と新城選手が牽引に加わります。チーム右京も追走を続けますが、アシスト選手が徐々に遅れ、下島選手と新城選手も力を尽くしレースを終えます。
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【新城選手がこの日もチームの為に集団を牽引する】

©Hideaki TAKAGI

 

  
そのままメイン集団のペースは上がり切らず、逃げ切りが濃厚に。
先頭集団では、3名を残すキナンサイクリングが入れ替わりアタックを仕掛けますが、大きく引き離すことは出来ず、12名での小集団スプリントへ向かいます。
 
アタッキ・チームグストのベンジャミン・ヒル選手が先行しますが、後方からさらに伸びたトレンガヌのバトムンフ選手が優勝を飾りました。
 
ブラーゼンは1分5秒遅れのメイン集団でゴールした吉岡選手が19位となっています。
 
 
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【吉岡選手がメイン集団の7番手でゴール】

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―リザルト―
1位  マラル=エルデネ・バトムンフ(トレンガヌ) 2:23’43”
2位  ベンジャミン・ヒル(アタッキ・チームグスト)  ″
3位  ジャイ・クロフォード(キナンサイクリング)   ″
  
19位 吉岡直哉(那須ブラーゼン)        + 01’05”


第2ステージ全リザルト→http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2017/04/C03-Stage2.pdf
 
 
 
清水監督のコメント
那須町にゴールする第2ステージで選手達は気合いが入り過ぎたせいか、果敢に攻撃しましたが今日も勝ち逃げ集団に誰も入れず厳しいレース展開となりました。
後手に回った集団を下島選手と新城選手が牽引して前に追い付く動きをしましたが、13名で形成された逃げ集団に追い付けずメイン集団内でのゴールとなりました。
集団牽引に力を使い果たした下島選手と新城選手は残念ながらDNFとなり明日の第3ステージは走れません。チームの為に必死に仕事をしてくれた結果です。残る3選手が下島選手、新城選手の想いを汲み最後まで諦めず走ります。
結びになりますが今日は沿道で沢山の応援ありがとうございましたホームで結果を出せなかったのは残念ですがまだ終わった訳ではないので明日も応援宜しくお願いします

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